新井浩文がやらかした日、目は口ほどにものを言うことを確信した

自分には人を見る目はあまりないと思っている。面接でこれはいい人材だと思ったらとんだモンスターだったことは数知れないし、数は多くないけれども何回か女性にも裏切られた、あ、それは見た目とはか関係ないか。そして、こいつ、いやそうなやつだなと見た目だけで判断したら実はいいやつでしたということはたくさんある。

しかし「永遠のゼロ」という映画を見たときに出ていた俳優を見て、なんの舞いぶれもなく「あ、こいつ、いつかスキャンダルになるぞ」と思った。新井浩文である。出張マッサージ嬢に性的暴行を加え逮捕された人である。

「永遠のゼロ」をみるまでは新井浩文なる俳優を知らなかった。まあ、男性俳優など興味はないし、日本映画を見ていても女優を食い入るようには見るが、若い男性俳優などは見ていても、どいつもこいつも似たような顔をしているし名前もおぼえられない。しかし、新井浩文を見たときは変に興味をひかれたのである。人の外見をとやかく言うことはよくないのだけれど、彼の一重の目に、なにかいいしれぬ恐怖を覚えたのだ。切れ長でもない大きくもない一重で、かといって三白眼でもないのだけれど何か犯罪をおかしそうな目なのである。そして一目見て「こいつは何かやらかす」と一瞬にして思ったのだ。

でもそれ以来、興味がなかったのでそのあとの新井浩文がどういう映画に出てテレビに出ているか全く知らない。人気なのか不人気なのか芸能界の位置づけはどうなのか、まったく知らない。そしたら性的暴行で捕まったというニュースが流れたのだ。

ニュースで名前を聞いたとき誰だそれ?と思ったのだけれど、画像を見たら「あああ!あいつか!」とびっくりした。そして最初に見たときの新井浩文に対する嫌な感情を思い出し、「ああ、やっぱりやっちまったのか」と妙に納得してしまったしだいである。

あまりそういう事件に対する続報などに興味はないのだけれど、新井浩文の性的暴行のニュース続報はちょいちょい耳に入ってきた。また、余罪というか、新井浩文に無理やりヤラれた、暴行されたという被害を訴える女性がたくさんいるという情報もちらほらネットで流れている。やはり結構な「ワル」だったんだなと、どうでもいい確信をいだいた。

目は口ほどにものを言うというけれど、このときほど納得させられたことはない。基本的には人を見る目がない自分ではあるけれど、真の恐怖というか畏怖というか、そういうものには独特の本能が働くのか、このときばかりは人を見る目が当たってしまった。人を見る目がないという自信のなさはあったけれど、これからは相手の目を見て変な違和感や恐怖心が直感的にわかるような人物には絶対近づかないでおこうと、何をいまさらと心に決めたしだいである。