大塚家具が生きのびた!凄まじいまでの資産売却で現金捻出

今日、大塚家具の2018年12月期の決算短信がでた。

https://www.idc-otsuka.jp/company/ir/tanshin/h-31/h31-2-15_4.pdf

大塚家具とは、仕事に全く関係がないし買い物へも行ったことはない。だけれども、数年前のお家騒動、美人社長として大塚久美子社長の就任、それからの凄まじい凋落ぶりに関心を抱いてきた。

そして今回の決算短信には、ものすごく注目していた。なぜなら前期の「現金」有高では、ぜったいに今期を生きのびることはできないと思っていたからだ。なんせ18億円の現金しかないのに、毎年のように営業損失は50億円もある。今年も売上は上がっていないと聞いていたので、同じような営業損失だろう。もうこれはダメだろうなと確信に近い思いがあった。おそらく今期中に「倒産」か、買うところがあればだが「身売り」するのではないかと考えていた。

大塚家具が生きのびた

が!なんと生きのびた!瀕死寸前だったのに、ヤマダ電機との業務提携というニュースをひっさげて、生きのびた!なぜなんだ?決算短信をみると相変わらず、営業損失は50億円である。現金は18億円しかなかったのに、生きのびれるのか?ということで、ちょっと素人ながら貸借対照表をみてみることにした。

凄まじいまでの資産売却

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え?現金が増えている?13億円ほどではあるけれど、現金が増えていた。何か融資があったのかと「負債の部」のところを見ると確かに13億円の借り入れがある。しかし、営業損失は50億円なので足りるはずはない。でも、増えている。それで「資産の部」を見ることで疑問はとけた。

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そう、もう凄まじいばかりの資産売却をしたみたいだ。換金できるものはなんでも、現金になるものならなんでもありったけ売り払ったのである。

資産売却で1番大きいのは「商品」である。いま思い出したが、昨年末に8割引セールなどすごい激安セールをしたのだった。その結果、30億円ほど現金をつくったとみえる。

次に大きいのが「土地」と「投資有価証券」だ。どちらも20億円ほどで、あわせて40億円という莫大な金額だけれど、土地ってそんなに簡単に売れたのか?

そして最後に「建物」だけれどもガクッと金額がへって4億円くらい。店舗商売なのに、こんなに減らして大丈夫なのかと他人事ながら心配だ。

総額80億円もの現金捻出!

それでいろいろ含めると資産売却として得たと思われる金額は約80億円ほど。まあ、借り入れもあるとはいえ、営業損失50億円のをカバーするだけの現金ができて、おまけに増えたというわけだ。

しかし、ここまで資産がなくなると、もう、次は売るものがないだろう。今年は大丈夫なのか?ヤマダ電機と業務提携とはいえ、お金をくれるのか?と、ほんとに自分には関係ないのに、またまた心配になってきた。これからも、わたしの大塚家具への関心は柔らぐことはなさそうだ。