小学校でプログラミングが必須科目に?ほんとにできるのか、疑問なんですが・・・。

顧客の訪問後、会社に戻ろうと車を走らせていたらう〇こがしたくなった。会社まで我慢できないくらいの過激な刺激だったので、途中の電気屋さん「ジョーシン」にてトイレを借りる。トイレだけ借りるのは心苦しかったけれども、わが家の電化製品はすべて「ジョーシン」にて購入しているので、う〇こぐらいしたところでバチは当たるまいと、おもいっきりふんばらせていただいた。

そして、洋式のトイレに座りボケっと前を見ると、扉にこんなポスターが貼ってあった。

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特に目を引いたのが「理由1」の「2020年より小学校でプログラミングが必修になります」である。うちには小学生の子供がいるのだけれど、学校でこんな話を聞いたことがない。本当に学校でプログラミングなど教えるのだろうかとすごく疑問に思った。それでどういうことなのか、文部科学省のホームページをみてみた。

小学校プログラミング教育の手引:文部科学省

先生方に向けて書かれたものだからか、役人が書く書類だからかえらいわかりにくい。ちょっとだけ読んでみると、小学校でプログラミングを必修科目にすることは次のような理由があるらしい。

コンピュータをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを知ることが重要です。コンピュータは人が命令を与えることによって動作します。端的に言えば、この命令が「プログラム」であり、命令を与えることが「プログラミング」です。プログラミングによって、コンピュータに自分が求める動作をさせることができるとともに、コンピュータの仕組みの一端をうかがい知ることができるので、コンピュータが「魔法の箱」ではなくなり、より主体的に活用することにつながります。

プログラミング教育は子供たちの可能性を広げることにもつながります。
プログラミングの能力を開花させ、創造力を発揮して、起業する若者や特許を取得する子供も現れています。子供が秘めている可能性を発掘し、将来の社会で活躍できるきっかけとなることも期待できるのです。

まあ、わかったようなわからないような・・・。つまり、コンピューター社会なのだから、コンピュータがどうやって動いているかくらい知らないとだめだよ、ということだろう。だけれど本当に小学校でプログラミングを教えることができるのか、はたまた必要なのかめちゃくちゃ疑問だ。

機材をそろえられるのか?

第一の疑問は機材をそろえられるのかということだ。どういう風にパソコンを導入するかはわからないけれど、一人一台を渡すとなれば大変な資金がかかる。おそらくどこかの教室に「コンピューター室」のようなものを作りパソコンを置くかもしれないけれど、それでも最低40台くらいはいる。それにネットを引いたりサーバーを置いたり、またセキュリティーなどはどうするのか?まあ、補助金が出ると書いてあったので、なんとかなるのかな。でも全国の小学校に導入するとなると大変な金額だし、時期的にも間に合うのだろうかといらぬ心配をする。

先生がプログラミングを教えられるのか?

 疑問の中で一番はこれだ。いったい現在の小学校の教職員の中でプログラミングを教えられる人って何人いるんだ?プログラミングを教えることができるということは、自分でプログラミングをわかっていないとできないだろう。大学の教職課程で教わっているわけもないし、また、独学やプログラミングの学校へ行っていない限りわからないと思うのだが。どんな内容を教えるかにもよるけれど、大丈夫なのかと他人事ながら疑問だ。

また、今の小学生の先生ってすごく忙しいらしいが、またまたプログラミングという科目が増えることで負担になると思うのだけれど。でも専属の先生などを雇うのかな、ますますわからない。

小学生が「プログラミング」を教えてもらうことで理解ができるのか?

プログラミングは数学的な要素が強く、すごく抽象的な思考を必要とする、と思う。したことないのでわからないけど。小学生が抽象的思考を獲得するのは高学年に近くなってからだという。そんな抽象的思考を獲得したばかりの小学生にプログラミングを理解させることはできるのだろうか?

いろいろ調べてみると「図形」を使ってパズルのように組み立てるようなプログラミングもあるらしいので、そういう方法をとるのだろうか?仕組みだけを知るのならばそれでもいいかもしれないけれど、それって本当のプログラミングを知ることにつながるのかな。よくわからない。

それとプログラミングの授業の時間だ。小学校で英語の授業も必須科目になるそうで、導入段階として現在、うちの娘が通う小学校でも授業が始まっている。しかし、なんと1週間に2時間くらいしか授業がない。年間で多くても100時間に満たない。英語は喋れてなんぼの世界なのにそんな中途半端な授業をするくらいならしないほうがマシだと思っている。それと同じニオイがプログラミングの授業にもするのだ。

プログラミングよりほかに教えるべきことはたくさんあるんじゃない?

車の免許を取るとき車の構造なんて学ばないように、パソコンを使うのにプログラミングを学ぶ必要がないと思う。プログラミングはやりたい人だけがやればいい。それよりも「パソコン」自体の使い方を教える、またはネットで検索する仕方を教える、などもっと実用的なことを教えたほうがいいと思うのだが。キーボードで「ブラインドタッチ」を教えるのもいい。そのほうが社会に出てめちゃくちゃ役に立つを思う。だって、わたしの周りにブラインドタッチをできずに仕事が遅いやつがわんさかいる。できるかできないかで書類づくりなど3倍以上は生産性が違う。

あとはコンピューター関係とはちがうけど、「お金」のことを教えるとか。「利子」や「クレジット」や「電子マネー」などなど、これも社会に出て役立つと思う。学問じゃないけれどね。

ゲームをしていればいい

とりあえずプログラミングを必須科目にするのは、良いのか悪いのか、できるのかできないのか、どのようにやるのか、まったくわからない。まあ、プログラミングなんてしたい人がやればいいし、パソコンを使うぐらいであれば必要ないと思う。自分も一応パソコンは使いこなすが全くプログラミングは知らない。また、ブログでもCSSをいじったりするけれど、すべてネットで検索してコピペするだけだ。

自分の経験から言うと、子供は「ゲーム」さえしていればいいと思う。ゲームをする中でどのようにゲームは作られいるか好奇心を持ち、自分もゲームを作ってみようと行動に移す人が必ず出てくる。そのなかでプログラミングを学び、社会に出て生かす人が出てくるパターンが多いと思う。学校でプログラミングを必須科目にしたって興味のないやつはないし、あるやつは学校で教わらなくてもするだけのことだ。

というわけで、プログラミング必須科目には、反対ではないけれど疑問だらけだ。でも決まったのならば仕方がない。今後の推移を見守るしかないだろう。